インラインのCHAMBORDがアッパーを3つの革パーツを繋ぎ合わせているところをワンピースで仕上げることでドレスな印象になりますが、製法はトレッキング由来のノルヴェイジャン製法でウェルト部分に2箇所のステッチラインがあるカジュアルな印象で、ブーツ木型なのでシルエットはぽってりしています。
アッパーのステッチラインがなくなることで象徴的な"Paraboot"の緑タグもありません。
ウェルトにあるすくい縫いはインラインは白ですが、こちらのMIRAGEは黒。
ライニング、中敷きまで黒でtone on toneに徹しています。
Parabootの名品CHAMBORDをArpenturによって要素を適度にマイナスし、ミニマルに再構築した逸品です。
品がありながらもカジュアルで日常に馴染む。
keylime Tokyoから提案するキーワードでもあり、S H のシャツ、CIOTAのパンツ、その他取り扱いアイテムとも相性ぴったりです。
当店をご利用いただいているお客様の中で服は決まったけど、足元にまだ迷いがあるんだよな…なんてお悩みをお持ちの方にご提案したい一足。
どうぞご検討くださいませ。
オンラインストアでの展開はもう少し先になります。まずは店頭での展開となります。
店頭ではもちろんご試着をご案内しております。
一緒に合わせたいパンツやソックスをお持ちになって、スタイリングを考えながらのご試着はいかがでしょうか。
(試着時にお貸しできるkeylimeのオリジナルソックスもご用意しております)
keylime Tokyoは本日も12:00より営業しております。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
ちなみに…
上記の説明の際にでてきたノルヴェイジャン製法ってそもそも何?という方もいますよね。
アッパーと底材をつなぎ合わせるためのすくい縫いを靴の内側ではなく、ウェルトをL字に露出させて外側で縫う製法で他の製法に比べて、中の構造に水が侵入しにくい登山靴由来の製法です。