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A New Grid from Dhal

皆さまこんにちは。

keylime Tokyoの久保です。



本日はDhalから届いた新作アイテムのご紹介。

8月に入り、徐々に新作アイテムの入荷しはじめております。



本日のJournalではkeylime Tokyoでの25AW新作アイテム一番手となるDhalのパンツをご紹介します。

SUPERSTUDIO Check Painter Pants

Color : White

Size : M

¥44,000



AWの新作アイテムとはいっても、シャツ生地をつかった軽やかなパンツで今すぐにでも使えるアイテムです。

素材は先染めシャツ地を得意とする西脇地方生産のシャツ生地です。

コットンベースにナイロンを加え、緯糸にポリウレタンを織り込むことでシャツ地ながら耐久性、伸縮性に優れています。

形はペインターパンツ。

ハンマーループやツールポケットのディテールも再現されておりますが、綺麗に柄合わせにより主張は抑えめで上品に仕上がっています。

ページ下部にはサイズスペックと着用写真のご紹介をしておりますが、かなりゆったりとしたシルエットです。

そのため、今回はSize : Mのみの取り扱いとなります。

そしてこちらのアイテムの一番の目を引くポイントは柄のグリッド。

織柄の立体的な表現により、単なるグリッド線じゃないのは実際に生地を見ていただけたら分かると思います。

(写真ではなかなかお伝えすることができず…)



こちらのグリッド生地は名前にもある"SUPERSTUDIO"というイタリアの建築集団の代表作であるコンティアス・モニュメント、クアデルナにインスピレーションを受けて作成されたのだそうです。



そもそもSUPERSTUDIOとは。

1966年にフィレンツェの建築学生と若手建築家に結成されたグループ。

産業革命後の発展したモダニズム建築への反発的な表現活動として、無機質なグリッドを取り入れた作品が代表作にあります。

モダニズムを象徴するキーワードとして"合理化"、"大量生産"などがあると思います。



無機質なグリッド線をあえて有機的な織柄として落とし込んでいる皮肉っぽい表現がインスパイア先のSUPERSTUDIOの活動につながるものを感じる気がします(これはあくまで私、個人の感想です)

モダニズム建築の広がりにより、合理化を追求した先に本来の"人間の豊かさ"が失われていくことを危惧し、反対的な表現が生まれる。



Dhalさんのアート的な側面からすこしだけ建築について知り、こういう表現がファッションにもあるんだなーとこのJournalを書きながら人間として一歩前進したかも。と思いました。



【Size Spec】

ウエスト : 80cm

股下 : 77.5cm

股上 : 33.5cm

ワタリ : 33.5cm

裾幅 : 25.5cm

夏でも短パン穿かない派の方にも涼しくご利用いただけるパンツです。

なんだかんだでこれから数ヶ月先までは暑い日が続きますので、パンツのお買い足しをお考えの方におすすめいたします。

こういったストーリーのあるアイテムを身につけていると、物事への視点がいつもと違う一日になるかもしれませんね。



そして今週も新作アイテムがいろいろと入荷予定です。

最新の情報はInstagramのストーリーズを中心に発信していきますので、こちらもチェックしていただけますと嬉しいです。



本日も店舗は12:00から営業しております。

皆さまのご来店を心よりおまちしております。



keylime Tokyo 久保

#Dhal #Journal



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